投資・株主優待

与沢翼さんの「お金に愛される 真・投資術」が本気で取り組むとはどういうことかを教えてくれた

投資術

こんにちは。守屋 (@shinichiroweb)です。

与沢翼さんの著書「お金に愛される 真・投資術」を読んだ。

これは、日本株の株式投資に関する本です。

ですが、単に投資ノウハウが書いてあるだけの本ではありません。

投資という手法を通じて、

「本気で人生を変えたい」

「もっとお金を稼ぎたい」

「人生を輝かせたい」

を実現するための考え方と、具体的な行動手順が書かれている1冊でした。

漫画も交えて、わかりやすく書かれていますが、そのメッセージは強烈。とても良い刺激になりました。

そもそも、与沢翼さんといえば「秒速1億円を稼ぐ」といったキーワードでテレビ出演などもされていて、インターネットビジネス分野で目立って活躍していた記憶がある方も多いのではないでしょうか。

そんな与沢さんが日本株の株式投資の本を出すというのは意外でした。

実は、与沢さんはインターネットビジネス分野で成功したものの、その後会社を潰し、ゼロから投資家として再び成功したという経歴をお持ちです。

私自身、今39歳ですが、18歳のときに株式投資をはじめました。一応投資歴20年以上。

学生時代に投資資金を2.5倍まで増やし、自分は天才なんじゃないかと思った時期もありました。

が・・・

それは偶然で、自分には株の才能はたいしてなさそうだなと諦め、その後はそんなに真面目に株式投資には取り組んでいませんでした。

そんなときに、ふとこの本と出会い、なんだ自分は全然投資と真面目に向き合ってなかったな。

そもそも、人生を何となく生きていたな。

とはっとさせられました。

その後の自分の行動を変える大きなきっかけとなったので紹介します。

人生を輝かせたいなら個別銘柄への株式投資

日本人は投資をする人が少ないという話を聞いたことがありませんか?

しかし、今は多くの情報発信者が投資の必要性を説き、投資を始める人が増えてきている気がします。

それは良いことだし、今後の日本の未来を考えると老後の資金を年金に頼るだけでは危険です。

貯金だけで老後資金を用意するよりも、投資によって稼いだお金を増やせたほうが断然効率よくお金を増やすことができます。

投資や副業などを通じて、老後の資金を準備しておくのは必要なことでしょう。

そこで、多くの人が推奨している投資法はインデックスファンドへの長期投資です。

インディックスファンドとは、市場平均と同じくらいのパフォーマンスを目指す投資信託のことですね。

手数料が安く、多くの投資商品と比較しても長期で見たらおおむね良いパフォーマンスになること。

また、あまり手間をかけなくても、ほぼ自動的に投資に取り組むことができるので、忙しい人や投資に情熱がない人でも取り組みやすいというメリットがあります。

さらに、投資を推奨する人の多くは投資先は日本の株式市場ではなく、米国株を中心とした海外の投資信託やETFを買うことを勧めています。

あるいは、FXや暗号通貨といった、ハイリスクなトレードで一攫千金を狙うような手法を推奨する人も目立つかもしれません。

一方で、与沢さんの本は、それらの意見とは決定的に違います。

それが、

「人生を輝かせたいなら個別銘柄への株式投資をせよ」

「選ぶ銘柄は日本株を選ぶべし」

ということです。

個別銘柄を選ぶ理由としては、市場全体に投資をするのではなく、特定の銘柄を選ぶために一社一社を真剣に分析して評価をすることで、もっとも自分が成長できるから。

日本株を選ぶのは、日本に住んでいる日本人であれば言語的にも地理的にも、日本株を分析するのがもっとも向いているから。

決して、インデックスファンドへの投資を否定するものではありませんが、自分の成長と人生の充実を望むなら、日本株の個別投資は大きなメリットがありますよという提案がされているのです。

ゴリゴリの正統派投資でいい感じの銘柄を選別できた

本書で紹介されている株式投資のやり方は極めて正統派です。

裏技的なことは一切ありません。

手間はかかりますが、初心者でも3週間程度のリサーチをすることで本命の銘柄を選別できるステップが提案されています。

1週目 基礎知識を覚える

まず、最初の一週目でオンライン証券に口座開設をして、株の基本用語を覚えていきます。

このあたりは、私は経験者だったので、大体理解していたので、やりやすかったところでした。

初心者の方は、ここで覚えることが多いのでちょっと大変かもしれません。

株とはなにかという基礎知識から、よく出てくる用語を覚えるということ、さらに手数料の安いネット証券に口座開設をするところまでが、このステップです。

とはいえ、初心者の方は全部覚えてから始めようというのではなく、1週間で学べるところまで学んだら、さっさと次のステップに進んで実践しながら覚えていくのが良いと思います。

2週目 興味のある銘柄を100個ピックアップする

次がなかなかハードです。

この株を買ったら上がりそうなんじゃないかと思える有望な銘柄・気になる銘柄を100社ピックアップします。

「面白いことをしている企業」

「売れそうな商品を出した企業」

「社長に期待できそうな企業」

など、切り口は何でもOK。

これは、なかなかハードかもしれません。

日経新聞を読むと、たくさんの会社のニュースが紹介されています。

また、会社四季報を買えば、日本に上場しているすべての会社の情報が網羅されています。

興味のある銘柄を選別するにはうってつけの素材と言えるでしょう。

あるいは、ヤフーファイナンスや証券会社の検索画面で、知っている会社の名前を打ち込んで探してみるのも良いでしょう。

とにかく、投資対象の候補を最低100社集めていきます。

そして、

「決算書の読み方」

「チャートの読み方」

を覚え始めるのも、この2週目からです。

この2つの指標の読み方をもとに、投資する銘柄を決めていきます。

といっても、いきなり読めるようにはならないので、どんなものかをおおよそ理解して分析をし始める。

くらいまで、やれていれば良いと思います。

ぶっちゃけ、決算書が読める人やチャートが読める人が絶対稼げるのかというと、そうとも限らないのが投資の世界です。

もちろん、知っていたほうが正確な判断はできますが、完璧主義にならずに実践していくことが大事です。

3週目 公開情報を比較検討して投資する1銘柄を決める

100銘柄を選んだら、それぞれの銘柄のチャートを見たり、決算内容を確認するなどして比較検討して、実際に投資をする1銘柄を選別していきます。

ポイントとしては、買うべき理由が多ければ多いほどよいです。

最低3つは、その銘柄を買う理由が言えるものに投資をすること。

また、チャートを見たときに、右肩下がりに下がり続けているものは、好きな会社でも今は見送ったほうが良いケースが多いです。

概ね右肩上がりに上昇しているチャートか、上がったり下がったりを繰り返して、今は比較的安値圏にあるチャートの銘柄を個人的には推奨します。

実際に投資した銘柄

そうして、100個以上の銘柄をピックアップした中で、私が投資対象として選んだ銘柄は

アステリア

でした。ネットで投資系の記事を調べていたら、偶然見つけた会社でした。

ソフトウェアの開発会社ですが、ブロックチェーン技術に強いというのに注目しました。最先端の伸びしろのある分野の事業だと感じました。

さらに、投資会社としての活動もしている会社で、近々上場を控えている海外企業にも投資をしていること。イーロン・マスクのスペースXにも出資しているそうで、夢も感じます。

売上高営業利益率が極めて高く、効率の良いビジネスをしていそうです。

そして、株主向けの説明会をYouTubeに公開していて、社長さんが丁寧に受け答えもしていて、とても好感が持てました。

チャートはおおむね右肩上がりで伸びていたところで、少し下がってきた2022年2月15日に782円で購入。

その後さらに株価は下がりもしましたが、その後は順調に伸びていって現在含み益です。(2022年6月14日現在で1056円)

とはいえ、ここから先は過去のチャートを見ても、なかなか上がりにくそうなところが予想できます。

2017年につけた高値が約1500円くらいなので、そこを超えるのは苦労しそうです。逆に超えてしまえば、一気に伸びていきそう。

900円くらいまで下がってくることがあれば買い増しも検討したいと思います。

これだけ上がったら、利益確定してしまいたい気もしますが、本書では1年以上の長期保有を推奨しています。

長期保有する価値がある銘柄を選別したつもりですので、勇気はいりますがこのままあと半年は持ち続けてみたいと思います。

情報発信をすることの価値

本書では、投資のやり方のみならず、ブログによる情報発信をすることも推奨されていました。

ブログをやるメリットは、第一にはアウトプットを通じて自分の論理的思考力を高めていくこと。

広告収入を得るなど情報発信を通じてビジネスができるメリットもありますが、それ以上にアウトプットすることによる自分の成長が加速することが大きなメリットになります。

だから、情報発信の頻度は週1回程度でもOK。ただし、発信を辞めないことが大切。

発信を続けるためには、膨大な量のインプットをする必要がある。

与沢さんも発信に1時間を使うなら、情報の読み込みに6時間、それをもとに考え事をするのに3時間。

膨大なインプットと思考する時間があるからこそ、発信ができるということですね。

とにかく毎日少しずつでも進み続けること。それが、長い目で見て違いを生み出す原動力になるということでしょう。

あなたの人生に本気であれ!

本書には、結果を出すために本気で取り組むということが、どういうことなのかを教えてもらいました。

そして、実際本気を意識して行動したら、結果も変わってくる。

その実感も感じています。

投資で稼ぐことだけを目的に本書を読もうと思ったら

「本当に、これで稼げるの?」

「大変すぎる。もっと楽なやり方があるんじゃないの?」

と思われる方もいるかもしれません。

どちらかといえば、投資を通じた自己成長、自己実現をしていく考え方。

あるいは、投資を通じて人生を輝かせるための方法論。

それが、この本で伝えられていることではないかと感じました。

正直、向き不向きはあると思うし、株式投資への情熱が持てない人はそもそもやろうとも思えないことが書かれています。

だからこそ、読んでみて、これはやってみたいなと思ったら、本気でやってみたらいいと思うのです。

これは違うなと思ったら、この本にこだわる必要もない。

ただ、私自身はとても共感できたし、実際にやってみようとも思えました。

結局、読んでからブログに取り組み始めるまで、半年近くかかってしまいました。

これからも、投資もブログも少しずつでも続けていければと思います。