読書

【書評】ひろゆきさんの「なまけもの時間術」を読んだ感想

こんにちは。守屋 (@shinichiroweb)です。

ひろゆきさんの著書「なまけもの時間術〜管理社会を生き抜く無敵のセオリー23」を読みました。

ひろゆきさんの著書を読んだのはこれが4冊目。

ちょっと罪悪感すら感じそうなタイトルの本書ですが、いくつか気づきがあったのでブログにまとめてみたいと思います。

固定概念に縛られず本質を見極める

そもそも、

「なまけもの」

って、どんな人でしょうか?

・働いてない

・よく遅刻する

・すぐ諦める

・頑張れない

・遊んでばかりいる

・ダラダラしてばかりいる

といった、人は一般的に「なまけもの」かもしれません。

本書は、そこにメスを入れて固定概念に縛られず本質を考えて、より効率の良い最適化された行動を目指す。

そんな、ひろゆきさん流の考え方が示されていました。

例えば、本書で示されているちょっと一般常識からは外れているかなと思える行動はこんなものがあります。

・時間は有限ではなく余っている

・遅刻をしてもいい

・コツコツやる必要はない

・好きを仕事にしなくてもいい

・失敗してもいい

・頑張らなくてもいい

・休んでもいい

多くの人が、

「こうあらねば」

と思っているものが、実はそれだけではない。

その考え方を捨てても大丈夫な場面も多いし、むしろ特定の考え方に凝り固まっているから時間に自由がなくなってしまうのです。

安易にひろゆきさんの真似をするのは危険

ここで大切なのは、発言の本質を見極めることです。

安易に書いてあることをそのまま素直に実行しても、チャンスを失ったり信用をなくす可能性があります。

例えば、ひろゆきさんは遅刻が多いという話が出てきます。

「遅刻してもいいんだ!」

と、気にせず遅刻の数が増えたら、怒られたり信頼を失ったりします。

なぜなら、ひろゆきさんと前提が違うかもしれないからです。

ひろゆきさんは遅刻をしないように頑張るのではなく、

・遅刻しても苦にならない場所を待ち合わせ場所に設定する

・そもそも遅刻をしてもOKという前提の人としか仲良くしたり仕事をしたりしない

・遅刻をしてもそれ以上の価値を相手に提供する

・午前中には人と会う予定をなるべく入れない

といったことをしているから、遅刻が多くても大丈夫なんです。

ですので、真似るならひろゆきさんが遅刻をしても大丈夫である前提のところから真似ないといけませんよね。

まずは、相手に価値提供ができる人間になって

「遅刻してきてもいいから、力を貸してほしい!」

と思ってもらえる実力をつける必要があります。

また価値観の合う人と仕事をするという点で、一般的な日本の企業ですと職場を変える必要が出てくる人も多いと思います。

最近はテレワークのできる仕事も増えたと思うので、時間に融通がきく働き方をするという選択肢はずいぶん増えていそうですよね。

優れるよりもいい波に乗る

多くの人が陥っている固定概念の1つに、

「努力をしたほうがいい」

「遊ぶのは良くないことだ」

というのがあります。

これは、部分的には合っている場合もありますが、ひろゆきさんはそれ以上に、

「優れるよりもいい波に乗れ!」

と言います。

これは、とてもよくわかる!

つまり、同じ努力をしても、うまくいくかどうかは、やっていることの内容やタイミングが大きな要因なのです。

ビジネスでうまくいくことって、時流に乗っているかどうかが大きな要因になります。

今、波が来ていないことをいくら頑張っても、大きな結果は出せない。つまり、頑張るだけ無駄になる可能性もあるのです。

今の世の中の動き、未来に世の中がどうなっていくかという流れ。

これを見極めることができると、同じ努力をしても、より大きな結果が出せる良い波を見つけられる可能性が高くなります。

これから頑張ろうとしていることが、本当に波が来ているものなのか?

努力が実ってないと思ったら、努力が足りないのではなく波が来ていない可能性も考えてみてはいかがでしょうか?

返信は後まわしにしない

これは、一般的にもそうしたほうがいい。

と言われることが多いことですが、ひろゆきさんもそこは同じように考えていました。

返信は短くてもいいから、なるべく早くする。

でも、そこにはちゃんと理由があって、すぐに返信したら短いメールでも早く反応してくれたことを評価してくれる人が多いから。

逆に、返信に時間がかかるのに返信内容が少ないと印象悪くなりますよね。

さらに返信を後回しにしてしまうと、返信するときに以前いったん読んで理解したことを「もう一度思い出す」という二度手間の作業が発生して効率が悪い。

そんな理由で返信を後回しにしないようにしているそうです。

単に逆張りをすればいいというわけではなく、効率よく仕事をするために必要なことをしていくことが大切ですね。

本質を見極めて効率を追求すると、多くの人がこだわっている常識や固定概念が別に外れても問題ないし、そのほうが効率がよくなる場合もある。

まわりがやっていようが、やっていなかろうが最大限に効果を出せる確率が高い行動を採用していきましょう!

毎日やりたいことをやれる生活に

ひろゆきさん自身、やりたいことを毎日やれる毎日を過ごしています。

それでいて、収入も多くの人より多い。

寝る時間も起きる時間も、自由になるし趣味や遊びに費やす時間もたくさん確保している。

そんな、生活がとても理想的なもののように感じられました。

その原動力になっているのが、「なぜ、それをやるのか?」という疑問を素直に持って、自分の頭で考えて効率が悪いと思ったら、一般常識は無視してその考え方を捨てること。

この積み重ねが、自由に毎日過ごしながら収入は多くするという原動力になっているのではと感じました。

本書には23項目のひろゆきさん流の行動指針が示されています。

その項目は一般常識からは外れた内容も多いですが、ひろゆきさんが自由に毎日やりたいことをやれる生活を手にするには役立っている考え方といえます。

すべてを真似する必要はないですが、

「なぜ、その行動をするのか?」

という本質を常に問いかけて、より効率の良い行動を選択してくこと。

それが、お金や時間に余裕をもたらすことにつながりそうです。

たくさんの行動指針の中からは、自分に合った考え方もいくつか含まれているかもしれません。

参考にしてみてください。

ひろゆきさんの著書「1%の努力」も以前レビューしました。

合わせて読んでみてくださいね。

【書評】ひろゆきさんの「1%の努力」を読んだ感想こんにちは。守屋 (@shinichiroweb)です。 ひろゆきさんの著書「1%の努力」を読みました。 そういえば、動画で...