読書

部下や上司を使えないと思ったときは・・・

深井次郎さんの「どんな仕事も楽しくなるすごい法!」を読み返してみて、これは伝えたいなと思ったことがありました。
 
この本の著者の深井次郎さんのことは、自由大学という団体がやっていたイベントのパネルディスカッションで知りました。もともと、妻が自由大学の講座に出ていて、私も「この講座行ってみたら?」ということで、自由大学のプレゼン学の講座に参加しました。
 
それ以来、自由大学からは離れていたのですが、深井さんのパネルディスカッションを聞いていて、メルマガを開始して、それが人気になってコンサルティングもするようになって・・・など私の興味のある分野の話もしていたことから、この人からもっと学んでみたいな・・・
 
と思って深井さんが出していた本を片っ端から買ってみて、そして深井さんが講師をする出版の講座にも出てみました。
 
そんな、深井さんの本の中で、特にこれは良かったなと思ったのが本書。深井さんの本はたいてい、役に立つ短編のコラムがいくつも紹介されている形式なのですが、これも例にもれずその形式です。
 
その中でも、特にハッとさせられたフレーズがこれ、
 
・あなたが、上司のことを35点と思っていたら、
上司もあなたのことを35点の部下と思っています。

 
何かが起こったとき、特に都合が悪いことが起こってそれに人が絡むことだった場合、上司に限らず相手が悪いのでは?と思ってしまうことは誰しもあるのではないでしょうか。
 
そのとき、自分が相手にする評価のことで頭がいっぱいになってしまいますが、そこに片思いはありませんという話です。
 
「使えない上司」「使えない部下」「使えない○○」と思ったときは、相手にも自分が「使えない○○」だと思われているかもしれない。そう思うと、相手を変えるのではなく自分が変わることによって変化を起こそうという気がしてきました。
 
「人は変えられない、変えられるのは自分だけ」これは、アドラー心理学でも基本となる考え方ですが、このフレーズから「まさにそうかもしれない!」と思えたのでシェアしたいと思いました。
 
どんな仕事も楽しくなるすごい!法 (王様文庫)
どんな仕事も楽しくなるすごい!法 (王様文庫)