時間術と言えば「神・時間術」がこのブログでも強烈に推奨している1冊ですが、最初に読んだのは、こちらもまた何度も紹介している小宮一慶さんの著書『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座』の方でした。
著者の小宮一慶さんは経営コンサルタントとして全国に十数社の会社の顧問やコンサルティング契約をするかたわらで年間200箇所での講演、月2回程度のテレビ出演、さらには月10本以上の連載と年に数冊の出版、にも関わらず毎年欠かさない家族との長い夏休みをとるという凄い仕事とプライベートの充実ぶりの方です。
【気付き】
・やる気の高い時間を持つ
これは「神・時間術」での朝のゴールデンタイム活用と、ほぼ同じ内容。本書では朝ではなくても、その人の1番パフォーマンスが高まる時間帯を活用するということでしたが、基本的に午前中の時間が、やる気の高い時間になる可能性は極めて高いです。
・自分の存在意義を見つけるために月間目標を立てる
そもそもやる気が出ないのは「自分の存在意義」が不明確だからという痛い一言が書かれていました。とはいえ、若い人であれば特に「自分の存在意義」なんて、そう簡単に見つかる人の方が少ないかもしれません。
そんなときは「月間目標」を立てることを本書では推奨しています。究極の目的から年間目標→月間目標とブレークダウンしていく手法は多いですが、短期目標(月間目標)を繰り返し立てて達成していく過程で「自分の存在意義=究極の目的」を見つけていくアプローチが面白いところです。
どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)