小宮一慶さんの著書。2016年の発売ということで、比較的新しいものですが、これまで発売された数々の著書と被る部分もかなりありました。
・読む
・考える
・書く
をベースに時間の効率化に関するテクニックもいくつか紹介されています。
小宮さんの凄いところはやはり、「考える」というところのように思います。初めて小宮さんの講演を聞いたときも、凄い話ができる方だなと惹きつけられましたし、そのアウトプットができるのも「読む」「書く」つまりインプットとアウトプットを徹底してされてきたこと。
その中で「考える」ことが、ほかの人に出来ない思考になっていること。1つ1つの基本を極限まで高めていることが、小宮さんの実力につながっているのかなと思いました。
【勉強になった3ポイント】
1、まず手をつける
何かをやろうと思ったときに、まず最初の一歩を踏み出せないことって多いよなと思います。まず手をつけて最初の一歩を踏みだすこと。これを本当に意識して、実際に行動できるようになることが大切だと思いました。
2、第一人者が書いた良書を繰り返し読む
これは、小宮さんの読書術の本でも紹介されていたこと。ドラッカーやビジョナリーカンパニーなど、なかなかレベルの高い良書ですが、このくらいのレベルの本を読んで実践できるようになれたら素晴らしいですね。
3、ブログの日記を書く
小宮さん自身、普通の日記ブログを書いています。
こちら→小宮コンサルタンツBlog
ほぼほぼただの日記なのですが、2008年の年末からずっと書き続けています。こういったアウトプットの結晶がご自身の本やセミナーなどでの良質なアウトプットに繋がっているのだと思いました。
自分の考えを最速でまとめて伝える技術: 「読む」「考える」「書く」力が格段に上がる! (知的生きかた文庫)