『神・時間術』を読んだら、そういえば樺沢さんの別の著書『ムダにならない勉強法』(サンマーク出版)も買っただけで、まだ読んでなかったなと思い読書&アウトプットすることにしました。樺沢さん、今まで読んでなくてすみません(汗)
『ムダにならない勉強法』は精神科医として、情報発信者として、作家として、40万人以上の人にさまざまな手段で「教える」ということをしてきた樺沢さんが指導をしてきた中での気付きや学びが詰まった1冊。
『神・時間術』の中では、自由な時間が増えたら、増えた時間を自己投資に当てることを推奨していますが、自己投資として代表的なのが「勉強」をする時間です。勉強に関しても「神・時間術」の中でもある程度は触れられていましたが、もっと詳しく書かれているのが本書です。
前半部分では勉強するメリットだったり、脳科学的にどういうところに気をつけて勉強すればいいかの全体像が触れられています。
後半はアウトプットを重視した勉強をするということで、これが多くの勉強法と決定的に違う樺沢流の勉強ノウハウと言えるかもしれません。
最後の第7章に出てくる「10年継続勉強法」10年の勉強を継続すれば専門家のレベルに到達できる。そのために、どうやって継続すればいいか?の考え方。ここは地味だけど、凄く夢があって好きな考え方です。
私自身、インターネットビジネスだったりウェルスダイナミクスだったりは、勉強と実践を積み重ねてきたから、今の専門家としての立場があると思っています。一方で、じゃあ10年間全力で勉強と実践が出来てきたのか?
というと、だいぶムラがあったし、徹底的にはやってきてなかったなとも感じます。それでも、今のそれなりの成果があるのだから、これだけ体系化された樺沢さんの時間術、勉強法などを駆使して、より専門分野を磨き上げながら、新たな分野も学んでいけば、10年後には凄いことになっているなとワクワクします。10年と言わず1年度には、今とは全然違う景色が見えていそうです。
『ムダにならない勉強法』を読んで、実践したいことはたくさんあったけど、特に良かったと思う3つのポイントはこちら。
1、SNSに投稿するアウトプットは気軽に
私自身、どうしてもアウトプットに対して気負いしてしまうというか、時間をかけて良いものにしないとと思ってしまいます。そうしてしまうと、結局アウトプットができず、やるべきものがたまってしまって、結局もういいやとなってしまいます。
気軽にアウトプットは15分でやる。あとは数をこなします。
2、「教える」「情報発信する」「講師になる」「出版する」でワンレベル上げる
2010年に「インターネットに就職しよう!」の本を出版している私ですが、それ以降、次の本を出版していません。出版すべき活動をしていないというのもあるし、そもそも教えたり情報発信をするということを個人としてあまりやってこなかったというのがあります。
別に出版するのが必須というものではないと思いますが、「教えたい」「これを教えると喜ぶ人がいる」というものを教えることは、ぜひやりたいものです。そのツールとして情報発信があり、より詳しく伝えていくための手段が講師としての講演、そして出版という活動になってくるのではと思います。
ウェルスダイナミクスに関しては、アウトプットの場があるので発信をしていますが、それでもまだまだ少ないとは思いますし、ほかの分野に関してはここ数年ほとんどアウトプットをしていないということで、非常に勿体無いことをしていたなと感じています。まずは気軽にアウトプットをして、そこから体系化をしてもっと世の中に貢献できることがあるんじゃないかなと感じました。
3、セミナーは質問を考えながら聞く
ノートをとるのに夢中になったり、ぼーっと聞いたりしていて、「質問はありませんか?」と言われたときに、すぐに手が上がらないことって今まで多かったです。これは、セミナーの受け方として十分に吸収すべきものを吸収できていない、勿体無い聴き方だったんだなと感じました。自分ごととして考え、質問することを考えながら聞く。アウトプットをする前提でのインプットをするということを、いろんな場面で考えていきます。
ということで、感想と気付きをまとめてみました。15分で記事を書くことを挑戦してみましたが、ここまでかかった時間が20分でした。惜しい!ブログに投稿するところとか、見直しの時間まで含めると30分くらい1記事投稿にかかりますね。
こうやって時間を見ながら仕事をするようになったのも「神・時間術」や「ムダにならない勉強法」などの樺沢さんの著書を読みながら実践した成果です。
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