育児

子供に辞めてほしいことをやめさせるには?天才児を育てるラクラク子育て5つのメソッドより

子供に辞めてほしいことをやめさせる

こんにちは、守屋です。

電子書籍が読み放題になるサブスクのKindle Unlimitedにハマってます。

以前にも増して充実した書籍が増えたように思います。

本日は、そんなKindle Unlimitedで無料読みした子育て本を紹介します。

私も5歳男児の父親ということで、子育て本は気になってしまいます。

今回読んだのは、

「天才児を育てるラクラク子育て5つのメソッド」

正直、タイトルと内容があまり合ってない本だなと感じました。

しかし、内容はとても良かったです。

おそらくアドラー心理学をベースにしているものと思われます。

心理学の考え方をどのように子育てに応用していくのかが具体的に示されていてわかりやすいです。

思春期が反抗期になる理由

印象に残ったのはこのフレーズ

思春期に子どもが反抗するのは、心を傷つけられてきた結果

これは、なるほどなと思いました。

私が思春期だったのは20年以上前ですが、多少の反抗期があったことは覚えています。

ですが、別に反抗して争いたいと思ってるわけではないんですよね。

自分が嫌な気持ちになって抑えきれずに反抗しているわけです。

自分が心地良くいられるなら、別に反抗はしないですよね。

だからこそ、本書の中で幼少期への子供の対応として以下のように推奨しています。

子どもが一番嫌なのは「叱られること」なのです。叱られた子どもは臆病になり、親の顔色を見るようになります。子どもが何かで失敗した時は、「失敗しちゃったね」と言いながら、失敗の後始末をして見せ「今度。また失敗したら、次は自分で後始末できるかな?」と伝えること。

よく覚えています。

叱られるのは嫌だなぁと思い、叱られないように親の顔色を見ながら気をつけますが、それでも失敗して叱られてしまう。

子供のときは、そんな連続だったと思います。

その点、息子はあんまり親の顔色を伺っていないように見え、叱ってもわりとケロッとしてるなというふうに見えます。

とはいえ、失敗することは多々ありますし、そのときにどう対応するかということは、本書の内容を意識していきたいものです。

子供に辞めて欲しい遊びを辞めてもらうには?

この悩みもめちゃくちゃあるある。

夜中にどんどん足音を立ててあるいたり。
下の階に響くだろうと何度言ってもやる。

あるいは、ドアに飛び乗って壊れるかどうかヒヤヒヤしたり。

あるいは、ご飯になってもYouTubeを見ててなかなか来なかったり。

子供は思い通りには動かないものだよなと思っている中で本書が伝えていることそれは・・・

子どもはいつでも親に好かれていたいと思いますので、まずは「何の遊びをしてるの?」と尋ねてみましょう 。子どもが「〇〇の遊びをしてるの」と言ったら「そう、〇〇の遊びをしているのね」と受け止め「悪いけど、お願いがあるの?今お客様と大事なお話をするの、だから音がしないように遊んでもらえると嬉しいんだけど?」(依頼)と頼みます。

いやー、こんな丁寧なやりとりしないですよね(笑)

「何の遊びをしてるの?」というフレーズは、本書を読んでから少しずつ使うように意識するようにしています。

いざ、その場になったときに上記のようなやりとりを再現するには、もう少し慣れる必要がありそうです。

子供の問題行動を改善する声掛けの仕方

子供にやってほしい行動を、やってもらうためには声掛けの仕方も大切。

これ、大人も一緒ですよね。

でも、子供相手にはついつい上から目線になってしまうことはあるかもしれません。

「お片付けしなさい」と言われるのと「お片付けしてくれると嬉しいんだけど?」では、どちらが子どもは気持ちよく行動できるでしょうか? 「どうしていつもグズグズばかり、しているの!さっさとしなさい!」と言われるのと「お母さん先に行くわね。ゆっくりね」と言われるのではどちらが子どもは急ぐのでしょうか?

そりゃそうだ。

子どもは周りの人を困らせようとして何かをしているのではありません。ですから、大人の考えを言う前に、子どものしていることを尋ねてみることなのです。やめてくれたら必ずお礼を言いましょう。子どもは大人に感謝されると嬉しくなるので、二度と同じ行動はしません。

私たちは、子供のことを甘く見すぎていたのかもしれません。

アドラー心理学の本にも確かにそんなことが書いてあった気がします。

天才児を育てるラクラク子育て5つのメソッドとは?

天才児を育てるラクラク子育て5つのメソッドはどこにあるの?

と思って見てみると、どうやら最後の章に書かれているのが、それにあたるようです。

が、正直そこは全然ピンとこなかったです。

本書の一番印象に残った点はなんといっても、子供に接する姿勢。

特に、辞めてほしい行動を子供がしていたときに、どんな声掛けをするのか?

そのときに大人がどんな態度で臨めば良いのか?

そんな、子育てをする上でのあり方を本書からは学べました。

それだけでも、読んで良かったなと思います。

天才児になったらなったで確かに嬉しいですが、それよりも子育てが少しでもラクになるなら、それで十分嬉しいです。

そのヒント・指針は十分に受け取ることができました。

Kindle Unlimitedに加入していると、無料読みできます。

小さいお子さんがいらっしゃるなら、ぜひ読んでみてください。

初月無料で登録できます。

本書を読んで、アドラー心理学の本をもう一度読み返したくなりました。

有名なのは過去にレビューも書いているこの二冊ですね。

→ 嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健著【感想】

→ 幸せになる勇気 岸見一郎・古賀史健著【感想】