こんにちは。守屋 (@shinichiroweb)です。
ひろゆきさんの著書「1%の努力」を読みました。
そういえば、動画でしゃべっているのは見たことがありますが、ひろゆきさんの著書を読むのは初めてだった気がします。
いいなと思った箇所がいくつかあったので感想をお伝えします。
「1%の努力」をするために環境を変える
努力が報われない環境にいるのであればさっさと環境を変えよう。
ひろゆきさんの著書「1%の努力」を読了。
努力をしなくてもいいという話ではなく、努力が報われる業界やポジションを探すことに全力を尽くそうという趣旨だと理解した
いくら努力しても才能があっても報われない環境は存在する。
— しん@才能発掘のプロ (@shinichiroweb) March 9, 2020
エジソンの言葉にあった
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
のフレーズ。
この言葉は努力の大切さを伝えているものだと勘違いされがちです。
しかし、本来のエジソンの意図は
「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になる」
ことにあるというエピソードがあります。
そのエピソードから本書のタイトルはつきました。
つまり、「努力は必要ない」という本ではありません。
本質は、「報われる努力」「報われない努力」はあるということ。
「報われる努力」はどんどんすればいいけど、「報われない努力」をする場からはさっさと逃げましょうということ。
例えば、2017年の仮想通貨市場はただビットコインを持っているだけで大儲けできました。
そのときは、たいした努力は必要ありませんでした。
しかし、このときに「仮想通貨を買う」という努力はする必要がありました。
多くの人が怪しんでいる中、行動することが必要でした。
私も、途中から仮想通貨の可能性に気付いてはいましたが、大きな行動はできなかったです。
2017年には大きなチャンスがあったことは事実です。
このように、ここで努力をすれば圧倒的に成果が出るポイントというのがあります。
その見極めが必要ですよということなのです。
死ぬ気でやればやれないことはないなんて嘘
いくら頑張ったところで、勝てないものは勝てない。
正しい戦略で正しい作戦かどうかの判断をするのが先
逆に戦略が正しければそこそこの努力でもうまくいく。
ひろゆきさんの「1%の努力」を読んで印象に残ったこと
— しん@才能発掘のプロ (@shinichiroweb) March 9, 2020
このフレーズも言い換えていますが似たような考え方ですね。
みんなと同じだから安心する人も多いかもしれませんし、今までに日本だったらそれでよかったのかもしれません。
価値観が変化して、さまざまな選択肢を選ぶことができるのが今の時代です。
どの分野で努力すればいいのか選ぶことが成功と失敗を分ける要因になっているのです。
メインスキル×サブスキル
プログラミングやブログって現場レベルのサブスキルなんですよね。
極めれば一応食べてはいけるけど大きな差別化にならない。
ウェルスダイナミクスで強みとして提案できるのはメインスキル寄りの能力。
だからサブスキルは各自で必要なものを身につけてくださいという形になる。
両方必要。
— しん@才能発掘のプロ (@shinichiroweb) March 9, 2020
これはつまり希少性のある人材になりなさいということ。
スキルは当然必要なんだけど、1つのスキルが高いだけでは不十分。
1つ以上の技術的なスキルに加えて、メインスキルとなる抽象度の高めのスキルがあると良い。
ひろゆきさんは経営に関する思考力がメインスキルにあり、サブスキルとしてプログラミングのスキルがある。
だから、一般的なエンジニアの人とは違った経営寄りのフィールドで戦って有利に展開することができるということ。
私の場合ライティングやSNS運用などがサブスキルになっています。
メインスキルはウェルスダイナミクスの知識になるんだと思うけど、それをもう少し一般化して使えるようにしていきたいですね。
ひろゆきさんのもう1つのスキルは「エンターテインメント」に関する知識が深いということ。
映画、アニメ、ゲーム、ネットサーフィンのように無駄な遊びだと思われることでも、徹底的に熱中したら、それは強みになる。
そういう時代になってきていることを改めて実感します。
遊びを遊びで終わらせないためには、遊びで得たことをアウトプットとして日頃の発信に活かしていくサイクルが必要ですね。
「1%の努力」を読んでひろゆきさんをプロファイリング
「1%の努力」を読んでひろゆきさんをプロファイリング
・「ゼロイチ」の部分は好きじゃない
・誰も思いつかないようなアイデアを実現している人を見ると「僕には無理だな」と思う
・他人の考えたものを伸ばせる部分を見つけたり改善点を指摘したりするの得意このへんを考えるとメカニックっぽい。
— しん@才能発掘のプロ (@shinichiroweb) March 9, 2020
ひろゆきさんはゼロイチはあまり得意ではないとのこと。
彼の大きな実績は2chを創業したことであったり、ニコニコ動画のプロモーションに初期の頃から関わって軌道に乗せたということ。
ウェルスダイナミクスの適性診断で言えば、システムを構築したという意味ではメカニックか。
しかし、そもそも自分がコンテンツ作りに関わらず、既存のユーザーが勝手にコンテンツを生み出す場を提供したという意味でロード的な要素もあるような気がする。
今でこそわりとメディア露出もしますが、初期のころは名前だけが先行して、ほとんど顔は出していなかった気がします。
そういう意味で、やはりロードっぽい。
私もロードなので近いタイプとして、もう少しひろゆきさんの考え方を知りたいなと思いました。
努力不要論
努力を努力だと思っている時点で好きでやってるやつには勝てない
成果を出すには、いわゆる「努力」と呼ばれる作業をする必要はある。
ただし、やっている本人がそれを「努力」だと感じて苦しんでやっているなら方向性を変えたほうがいい。
うまくいく人は楽しめることに対して努力をしている。
— しん@才能発掘のプロ (@shinichiroweb) March 9, 2020
「努力不要論」という中野信子さんという方の本があります。
ひろゆきさんも努力は不要であるという結論に達しているそうです。
「努力することで成功できるのは、努力できる才能がある人だけ」
そう言い切ります。
だからこそ、突き抜けた結果を出したいなら、努力を努力とも感じないくらいに好きなことに取り組んでいくことが必要。
あるいは、それほど努力をしなくても成果が出る分野を選んで取り組んでいくことが必要。
あなたは努力してますか?
「努力することが大切」という風潮は、まだまだあるなと感じますが、その努力が楽しめないなら方向転換が必要かもしれません。
「1%の努力」をするために必要なこと
本文の中でもお伝えしましたが、努力が必要ないということではありません。
ただし、同じ努力をしても報われる業界、報われない業界があるということ。
また、そもそも同じ努力をすることが苦しい人もいれば、苦しくない人もいるということ。
これは個人差です。
自分が努力を努力と思わないくらいに熱中できることは何なのか?
そこに注力することは努力をするに値することなのか?
私の中で、まだ答えは結局出なかったものの、今まで何となく注目していた、ひろゆきさんという方の考え方にはとても興味を持ちました。
私と同じ内向型の人は、ひろゆきさんの著書から学べることは多いと思います。
私自身、もう少しひろゆきさんの本や情報をチェックしてみて、「1%の努力」の内容を補完していきたいと思います。
「1%の努力」を読んで以下の2冊を新たに注文してみました。