こんにちは。守屋です。
私はウェルスダイナミクスを使った才能診断のセッションを300人以上に提供してきました。
その中で多くの人が曖昧にしているのが、「自分の使命」についてなのです。
ウェルスダイナミクスはタイプ診断だけでなく、自分自身の価値についてフォーカスしていくことで自分の強みをビジネスに活用していきます。
ウェルスダイナミクスの中には「目的」というキーワードが出てきます。
「目的」は「生きる意味」「使命」「ミッション」などの言葉で表現させることもあります。
しかし、どうも大きい話になりすぎて、「使命」を見つけるのが難しいと感じる人が多いのです。
実際、私も使命が何なのか、なかなか分からなかったのですが、簡単に見つける方法がありますので、それをTwitterでシェアしたところ、まずまず反響が得られました。
1億円が手に入るけど、その1億円はどこかに寄付しないといけないとしたら、どこに寄付するか?
その使いみちが自分の使命になるのかも。
— もりや@ウェルスダイナミクスメガネパパ (@shinichiroweb) September 19, 2019
1億円が手に入るけど、その1億円はどこかに寄付しないといけないとしたら、どこに寄付するか?
その使いみちが自分の使命になるのかも。
このツイートについて掘り下げて考えてみます。
使命の見つけ方を知るには?
自分の生きる意味について考えてみると、「そんなもの分かるはずがない!」と多くの方が思うでしょう。
神田昌典さんの著書「非常識な成功法則」では、使命を「ミッション」と表現し、やはり成功するためにはミッションがあると非常に強い。でも、すぐには見つからないことも多いので必須ではない。
そんな形で紹介されていました。
自分と向き合うことで使命を見つけることになるのでしょうが、そんなことをしなくても簡単に使命を見つけることができる方法が実はあります。
それが、
「1億円を寄付するとしたら、どこに寄付するか?」
ということです。
世の中の課題とは寄付すべき対象
好きなことや情熱は、自分自身の中から湧き上がってくる感情です。
一方で使命というのは、自分の外にある課題や問題に対して、自分が共鳴して働きかけたいというモチベーションです。
ですので、使命は自分ひとりで考えても出てこなくて、自分の外部の何かと向き合う必要が出てきます。
そこで使える考え方が「1億円を寄付するとしたら、どこに寄付するか?」という質問になります。
寄付をする先が見つからない場合は?
そうは言っても寄付する先が見つからないこともあるかもしれません。
なんでもいいんですよ。例えば、台風で被害を受けた地域が今年はたくさんあると思いますので、そういった地域への寄付をしたほうがいいな。
と思ったら、それは使命になります。
「困っている人を助けたい」
そういう使命になるわけです。
ここで何となく決まる使命というのは、最終決定するものでなくてもいいんです。
間違ってたっていい。仮のものでいい。何も決まらないよりは、はるかに良いです。活動をしていく中で使命は変わってもいいのです。
使命はなくてもある程度の成功はできる人もいます。
ただし、使命が明確だと人からの支持は受けやすいです。そういう意味で、何かを達成したければ使命があったほうが断然進めやすいと言えます。
使命があればお金がなくてもクラウドファンディングを立ち上げたり、エンジェル投資家を集めて資金調達がしやすくなります。
使命に共感する仲間だって集まりやすくなります。
なくても困るものではないけど、あったほうが断然いいです。
そんな使命について、「1億円をどこに寄付するのか?」という視点から、向き合ってみてください。