私は2017年に初めてCoincheckにアカウントを開設して暗号通貨を買いました。
それから６年。暗号通貨を持ってはいるものの、ほとんど投資はしてきませんでした。
そこで、一度暗号通貨について学びなおすためにもいくつかアウトプットの記事を書いてみたいと思います。
近年、ビットコインやイーサリアムといった暗号通貨（Cryptocurrency）が一部の専門家から一般消費者まで、幅広い人々に認知されるようになりました。しかし、暗号通貨という言葉を聞いても、その具体的な内容や機能を理解している人はまだ少ないかもしれません。この記事では、暗号通貨の基本的な概念から、その特徴、主な種類、利用方法までを初心者向けに解説します。
暗号通貨の基本
暗号通貨とは、デジタルまたは仮想通貨の一種で、暗号技術を使用して取引を安全に行い、新たな通貨の生成を制御します。ビットコインやイーサリアムなど、様々な暗号通貨が存在しますが、その多くは中央銀行や政府による管理を必要とせず、分散型の技術を活用しています。
ブロックチェーンと暗号通貨
ブロックチェーンとは、取引の記録をデジタル「ブロック」に格納し、それを連鎖的に結合させていくことで一連の取引履歴を作り出す技術のことを指します。すなわち、オンラインでの取引記録を保存するための特殊な手帳のようなものだと思ってください。この手帳は、取引が行われるたびに新しいページ（これが「ブロック」）が追加されます。そして、それぞれのページは前のページにリンクしており、これが「連鎖」（チェーン）を作ります。
この技術が暗号通貨の背後にあり、トランザクション（取引）の公正性と透明性を確保しています。取引が正確に記録され、誰もが取引の正確さを信頼することができます。さらに、取引の記録がすべての人に公開され、誰もがそれを見ることができることを意味します。これにより、誰もが取引が公正に行われていることを確認することができます。
主要な暗号通貨
世界で最初に作られた暗号通貨はビットコインです。ビットコインは2009年に開始され、その後多くの暗号通貨が誕生しました。その中でもイーサリアムは特筆すべき存在で、スマートコントラクトという機能を通じて自動的な契約執行を可能にしています。スマートコントラクトとは、コンピュータプログラムによって自動的に実行される契約のことを指します。つまり、あらかじめ設定された条件が満たされると、契約は自動的に実行されます。これにより、人間の手間やミスを大幅に減らすことができます。
たとえば、あなたがオンラインで商品を買うとします。通常、あなたはお金を支払い、その後に商品が送られてきます。しかし、売り手が商品を送らないとどうなるでしょう？ 通常の場合、あなたは訴訟を起こしたり、クレジットカード会社に連絡したりといった追加の手続きを踏む必要があります。
しかし、スマートコントラクトを使用すると、このプロセスは自動化されます。あなたがお金を支払うと、スマートコントラクトが自動的に売り手に指示を出し、商品を送るようにします。売り手が商品を送らない場合、お金は自動的にあなたに返されます。これにより、詐欺を防ぎ、取引をスムーズに進行させることができます。
このように、スマートコントラクトは取引の自動化を可能にし、それによって透明性、信頼性、効率性が大幅に向上します。これがイーサリアムが特に重要で、多くの人々や企業にとって魅力的な理由の一つです。
暗号通貨の利点とリスク
暗号通貨の利点は、迅速な送金、手数料の低さ、プライバシー保護などがあると言われてきました。一方、価格の急激な変動やセキュリティの問題、規制の不確実性など、投資する際のリスクもあります。
とはいえ、現状手数料は銀行と比べても低いとは言えません。国際送金をするのは非常に面倒ですが、その点国境を超えて簡単に送金できるという点ではメリットは感じます。
そして、急激な変動があるということは、大きな損失を被る可能性がある一方で、うまくいけば大きな利益を得ることが可能です。その点で、暗号通貨への投資によって「億り人」と呼ばれる億万長者も誕生していて、魅力のある投資対象とも言えるでｙそう。
暗号通貨の購入方法
暗号通貨はインターネット上の取引所で購入することができます。また、取引所で購入した暗号通貨は、デジタルウォレットに保存します。デジタルウォレットは銀行口座のようなもので、暗号通貨を管理するためのものです。
まとめ
暗号通貨はその独自性と潜在能力により、我々の経済や社会に大きな影響を与えています。しかし、その性質上、投資や利用には十分な知識と理解が必要です。本記事が暗号通貨への理解を深める一助となれば幸いです。今後も暗号通貨にまつわる、分かりやすい記事をどんどん書いていければと思います。
