読書

初めて読んだ子育て本?「賢い子」に育てる究極のコツ

子供ができるとこういう本に興味が出てくるものなのですね(笑)瀧靖之さんの著書『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』を電車の広告で以前見かけて、これは良さそうだと思って買ってみました。

子育て本ってあんまり読んだことがなく、これが初めて読んだものだと思うのですが、かなり分かりやすいです。

 

著者の滝靖之さんは東北大学加齢医学研究所の教授をされている方で、MRIを使って16万人以上の人の脳の画像を研究の中で扱ってきた経験を持つ方。本書では前半では脳の発達段階に応じて、どんな育て方をしていけば、子供が賢くなるのか?について。後半ではおすすめの生活習慣について書かれています。

 

特に第2章の『子供がぐんぐん賢くなる「3つの秘密道具」』と第3章の成長段階別に取り組むべきことは、とても分かりやすく、どんな経験や体験を子供にさせていけば良いかが書かれているので、やってみようかなと思えてきました。

 

0歳~ 図鑑・絵本・音楽

 

3歳~5歳 楽器・運動

 

8歳~10歳 語学

 

10歳~思春期 社会性・コミュニケーション能力

 

を体験させるのが、脳の機能や発達段階から考えると対応する能力を伸ばしやすいとのこと。

 

この本を読んで早速子供に図鑑を買ってきたのですが、今では電車や昆虫の図鑑を2歳になる子供が楽しそうに見ています。絵本も読んで読んでとせがんで来て、いい感じです。

 

本や教科書の通りに子供を育てるのって、なんか面白くなさそうな気もしたし、それでいいのかなとも少しは思ったのですが、好奇心を持ってやりたいことを見つけて、やろうと思ったことを達成できる。そんな子供になるのであれば本を参考に子育てするのも悪くないんじゃないかなと思うこの頃。

 

別に本のやり方を全面的に信じるわけでもなく、完璧主義にならずにやれるところはやっていこうくらいのつもりでいます。うちの子の場合、本当に絵本とか図鑑を見るのが楽しそうなのでそれはそれでいいのかなと。

 

大量の脳のデータを元にした傾向っていうのが、凄く信頼性があるように感じたし、著者も自分の子供にこの本のノウハウを使った子育てをしているというところが素晴らしいですね。